療育

放課後等デイサービスのお金事情

放課後等デイサービスは社会貢献か金儲け重視か?

今回は放課後等デイサービスに子どもが通っていた時(2018年当時)、経営者の闇を感じたエピソードについて書きたいと思います。

「お勉強系の放課後等デイサービスに通っていました」

うちの発達障がい(自閉症スペクトラム症)の双子の子どもたちは、小学校高学年の時少しの間放課後等デイサービス(以下略:放課後デイ)を利用していました。

放課後デイでは算数の計算や英語学習をしたり、宿題をやりたい子は持参して教室でやることもできました。

通っている子は発達障がいの子ばかりだったので、通常の学校の一般級や支援学級に通う子ばかりでした。
身体障害や支援学校に通うような支援の必要な子は通っていませんでした。

指導員の先生たちは元教員だったので、勉強の指導はできますが発達障がいの特性や接し方を知っている人はいないように感じました。

「放課後デイからの請求書を見て思ったこと」

放課後デイからの請求書を見ると、大したことしてないのにこんなに請求額が多いんだとびっくりしました。

自己負担額は6千円程度(娘と息子二人合算)ですが、請求書に記載されている実際の請求額は5万4千円位でした。

週に2日通っていました。
一般の塾に通うよりかなりお安めです。
利用者の年収によって自己負担額は変わってきますが、一割負担の人が多いのではないでしょうか。

私の場合は、請求額の9割を国が公費で負担してくれました。

子どもたちの放課後デイの利用時間は1時間位でした。
子どもの滞在時間は短いし、先生は答案の丸付けと話を聞く位の仕事しかしていません。

それなのにこんなに請求額が多いんだ…とびっくりしました。
いい商売だなと思ってしましました。

「経営者が呟いた一言、儲からないな~」

うちの息子はこの放課後デイが好きになれなかったようです。

算数の計算をやる気になれず、机に突っ伏して寝ていた時のことを息子が話してくれました。

経営者兼先生とパートの年配の先生が話を始めました。

経営者兼先生が「お金、儲からないな~」と言い出したそうです(笑)

先生は息子が寝ていると思ったのでしょう。もし聞かれていたとしても、息子には理解力がないと思っていたと思います。

ですが、うちの息子は言語理解能力だけは高く、IQ110(平均より上)あるのです。

アホだと思って子どもの前でお金の話をしたと思いますが、耳ざとい子なので何でも聞こえてしまうのですよ。

その話を息子から聞いて思ったことは、経営者兼先生は、子どもの療育に力を貸したいとかよりも金儲け重視の人なんだなと…

経営者なので子どもの確保、維持費、人経費に頭を悩ませたりしていたのかもしれませんが…

子どもの前でお金の話はまずいでしょ🤣

ここの経営者の子どもに対する愛情のなさは私にも伝わっていました。
ですが、この放課後デイはまだましな方だと思います。
ここにくれば勉強はできるのですから。

ひどい放課後デイだと、テレビにお守りをさせてDVDのアニメを見るだけとか、療育とは無縁で秩序なく子どもが走りまわっていて、ただ時間を潰すだけの放課後デイもあると聞きます。

きちんとした放課後デイは人気なので空きがありません。
新規じゃないのに、常に入所の児童・生徒を募集しているところは要注意かもしれません。

だけど手のかかる子どもを預かってくれる所はそうないので、放課後デイに通ってくれれば、その間親は仕事をしたり、子どもと離れる時間ができるのでストレス軽減できます。

子どもを預かってくれて感謝なのですが、安全や衛生面に不安がある放課後デイには通わせたくないですね。
金儲け重視も嫌ですね。
愛情もかけて欲しいな~🥰

私は仕事をしていないし、また放課後デイでなんかやらかすんではないかと気がやすまらなかったので、家にいてもらった方がましだと思ってしまいました。
本当は楽しく通ってお勉強をしてくれたらうれしかったのですが…

今回は放課後デイの笑える?エピソードを書いてみました。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。

ABOUT ME
waraku
発達障がいの中学生の双子(男女)の子育て中です。ゆるゆるハート(力を抜く・自分軸・笑い)をモットーに日々過ごしています。