幼稚園の園長から息子のこだわりについて指摘され、療育機関に相談する決心がつきました。
こだわり、かんしゃく、感覚過敏等あり育児がきつかったです。
自分なりに本で調べたりして、息子が発達障がいの自閉症の特性が強いことに気が付いていました。
私自身、幼稚園の頃は泣いてばかりで、集団行動が苦手で発達障がいの特性があることも分かりました。
私の遺伝のせいだなと申し訳ない気持ちになりました。
娘は幼稚園から、指摘をうけたことはありませんでした。
ですが、落ち着きのなさや他の子どもに比べて理解力が乏しいのが気になりました。
この機会に二人とも検査をしてみることにしました。
発達障がいの検査は申し込みから受診までかなり待たされる

発達障がいの診断をうけるには、療育機関や病院で心理検査や知能検査を受ける必要があります。
幼稚園の年長だった2013年に、療育センターで心理検査と知能検査を受けました。
心理検査を先にやりました。
知能検査(田中ビネー)の方は、幼稚園年中の12月に申し込んで検査は年長の5月にやりました。
5か月間も待たされました。
私の住む地域では、どこもこんな感じです。
最近息子が中学生になり、療育手帳を取得するため、地域のメインの療育機関に問い合わせたら、8か月待ちと言われました。
仕方がないので、前一度見てもらった発達障がいの子を診てくれる病院に電話をしたら、3か月待ちとのことでした。
発達障がいの子を診てくれる機関が少ないのに、診て欲しい子の数が多いため、待期期間が長くなってしまうようです。
8年前と変わらず、今も診てもらうのは大変です。
診断名は「 広汎性発達障害」でした
うちの子どもたちの
当時(2013年)の診断名は、「広汎性発達障害」でした。
今は「 広汎性発達障害」 とは言わず、
自閉症スペクトラム症 (ASD) にまとめられました。
(自閉症スペクトラム障害ともいいます)
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害
上記の診断名すべて「自閉症スペクトラム症(ASD)」になりました。
診断を受けたのが遅く療育を受けられなかった
診断名がついたのが、幼稚園年長の5月だったため、療育機関に通うことはできませんでした。
一年スパン(4月始まり)でやっているので、5月からだと通えないということでした。
療育センターで療育はできないものの、随時相談は受け付けてくれるとのことでした。
療育センターとつながって色々な情報がもらえるようになった
小学校入学に向けて、保護者対象の講座が開催されていたので参加しました。
講座の内容は、
- 小学校生活についての説明
- パニックになった時にクールダウンできる場所を作ってもらう
- 集中できる勉強環境の作り方 等
小学校生活については、初めての子どもなので参考になりました。
クールダウンできる場所の例を写真でみせてもらったり、落ち着く机の配置の写真などもありました。
他にも療育センター主催の講座があり、ペアレントトレーニングや発達障がいの子育てに参考になる講座も開催していました。
もっと早く相談機関とつながっていれば、療育も早く取り組めて、子どもたちにプラスになっていたかもしれません。
育てにくい子の育児がきついと感じる時は、相談機関に電話すべし
私自身の反省も含めて、子育てが辛い時は相談機関に電話して欲しいです。
私は忍耐強さが災いして、何事も一人で抱え込んでしまいます。
幼稚園の園長先生に指摘されるまで検査を受けようとは思いませんでした。
発達障がいの双子を育てるだけで精一杯で、療育機関に通うという発想がありませんでした。
相談したからといって悩み事が解決しないこともありますが、必要な専門機関につないでもらうことも可能です。
何かしら行動を起こせば、プラスになることもあります。
3歳児検診の時に、娘の落ち着きのなさが気になり、保健師さんに相談しました。 保健師さんが娘の様子を見て、 「これくらい座っていられれば大丈夫。気になるようなら相談機関を紹介しましょうか?」 と言ってくれました。
私は保健師さんの大丈夫という言葉を信じてしまったのと、双子を連れて相談機関に行く気力もなかったので、そのままにしてしまいました。
もしその時相談していたら、発達障がいの検査をもっと早くできたし、療育に通うこともできたと思います。
療育に通わなかったので、家でソーシャルスキルのDVDを買ったりしておうち療育をしました。
かなり高額なお金を使ってしまったので、療育機関に通えればお金を使うこともなかったです。
私みたいに後悔しないためにも、発達障がいの検査の申し込みは早めにやった方がよいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました😊